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【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第七章「曙光」

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このブログはHoi4のmod「Austro-Hungarian Empire」のAARです

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前回からの続きです→第六章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2020/02/16/214403

 

第七章「曙光」

1941年、遂に第二次大戦に参戦したドナウ連邦。

参戦1年でイタリアを降伏させ、ギリシャを解放した事で、最大の敵である第三帝国に戦力のほぼ全てを向けられるようになった。

 

その一方で、1年間絶え間なく続いてきた攻勢によってドイツ国防軍の消耗は相当のものであり、親衛隊に至っては人的資源の補充の為ベネルクスや仏占領地からの強制徴募さえ始めていた。

 

参謀本部は一大反攻作戦を発令する「その時」を手ぐすね引いて待ち構えていた。そしてその条件は整い始めていた。

既にブルガリアアルパインに張り付いている師団が動かせない以上、計画を実行する為の絶対条件は、残りの戦線が対独のみであることであった。

 

だが、我が国が動けない間大人しく待っていてくれる程我らの隣人は善良ではなかったのだ…

 

 

はい本編入ります。

前回はイタリアを降伏に追い込んだ所まででしたね。

これでようやっとドイツ戦に集中出来ます。

 

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対独攻勢までの猶予に内政を。

政治力に余裕が出来たので、戦時下ゆえ下がっている安定度を上げるため労働条件の改善ディシジョンを踏みます。

 

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先のディシジョンで増加した消費財工場の消費+5%を相殺するために戦時国債のディシジョンも併せて踏んでおきます。

 

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核技術の研究ボーナスを得られるNFが完了したので、

 

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ジェット技術の研究ボーナスが得られるNFと、その手前のNFを取得します。

 

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ソビエトモルドバに正当化をかけ始めました。これはまずいですね。民主国家でその上この国際緊張度です。十中八九連合入りするはずです。

               

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案の定宣戦直後に連合国に加盟。でも今そちらに割ける兵力はどこにもないので参戦できませんね…

 

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連合に加盟はしたものの一国も参戦しなかったために、モルドバの降伏ともに講和会議が開かれ、ソビエトによるベッサラビアの領有が既成事実化してしまいした。

 

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その間に起きた出来事なんですがね…

??????????????????????????????????(宇宙猫顔)

ブルガリアさん…今あなたの陣営の盟主とバチバチ戦争やってんですけど????同盟軍側で参戦してくれるんですか…ああそうですか…えキミそれでいいの??

 

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そして遂に「その時」がやってきました。根こそぎ動員の徴兵法を敷いているドイツの人的資源が切れました。

多方面に展開している予備兵力を一か所に集め、攻勢の準備を始めます。

 

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ポーランド解放という政治的要求と、攻勢に適した大平原が広がっているという地理的条件から、攻勢発起点はポーランド方面と定めます。

 

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攻勢を始めてみると人的の切れた敵軍は思いのほか柔らかく、バルト海に到達するまでスクショを忘れていました。

 

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メーメルとダンツィヒからの連絡線を断ち、オストプロイセンの敵軍の包囲を図ります。

 

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孤立した敵軍を殲滅しました。

 

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友軍がある程度集結したところで攻勢を再開します。さすがにベルリン正面というだけあって敵の抵抗も頑強になってきました。

 

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師団の性能と練度の差で押し切り、オーデル川を越えました。

 

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そしてベルリン陥落。どんどんファシストを西に追い込んでいきます。

 

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反時計回りに急速に進軍している為か、北方にドイツ軍の展開が間に合っていません。

戦線の隙間を縫ってキール運河ハンブルクの確保を目指します。

 

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北方での攻勢の成功に呼応して南部バイエルン戦線からも攻撃を掛けていきます。

 

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全戦線にて独軍を凌駕し始めました。そのまま前進を続け、フランクフルトを占領すると同時に

 

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枢軸国は降伏しました。

ドイツがNF「ルクセンブルクアルザス=ロレーヌの再統合」を踏んでいたようでルクセンブルクとエルザス=ロートリンゲンがドイツ中核州になってフランスに返還されてないですね。面白いのでそのままドイツ領にしてやりましょう。

 

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これが講和会議後の欧州秩序です。ドイツ共和国と共和イタリアを管理国とし、かつてのロンバルド=ヴェネト王国の版図とボヘミア王冠領シュレージエンを割譲、旧アルバニアポーランドを併合しました。

 

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そしてポーランドを傀儡国として独立させます。国境線が気持ち悪かったから独立させたけど、ポーランド中核州のカトヴィツェも持っていかれてこれはこれで気になるという…

  

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ソビエトがトルコに正当化を掛けていたので、こちらは独立保障を掛けます。

もう他国との挟み撃ちを気にしてお前さんとこの顔色疑ってビクビクすることもねえんだ、おらどっからでもかかってこい。(慌てて全軍を配置転換しながら)

 

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戦争が終わって、久々の安定度イベントが発生。

スロバキア南部に民需工場を建設し、安定度2%を得ます。

 

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もうここまで来たらNFもなんとなくで取得してます。

 

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民主主義の支持率が100%になったので、政治顧問を「民主主義改革者」クルト・フォン・シュシュニックから「人気のある傀儡」プルグリ・マグドルナに変更し、安定度+15.00%を得ます。

 

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あ、ほんとにやった。独立保障してるのに宣戦布告しちゃったかあ。

 

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あたしら平和を愛する民主主義国家なんだけどなあ。独立保障踏み抜かれたら仕方ないよねえ。

 

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てことで対ソ戦にトルコ側に立って参戦します。いやあホントは戦争なんかしたくなかったんだけどなー。トルコ守んなきゃいけないから仕方ないなー。

 

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陸軍配置はこんな感じです。

120師団を国境に均等に配置し、追加で山岳28師団を二個軍に分けて南部に配置し、急造12師団を後方に待機させています。

 

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トラップカード発動!残存連合主要国召還!おれは全陸軍を守備表示にしてターンを終了するぜ!!

 

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陣営分けで見るとこうなります。ソビエト君もう絶望だよ…諦めていいと思うよ…

 

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と思ったらソ連の無停止攻撃がわりかしきつかったので突出部の負担を軽減するために数プロビ前進しました。

ブコヴィナ前面でも同じことしてます。

研究枠が映ってますが全く他意はありません。ええ。ただの一足早い原子力発電ですよ。

 

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クラクフにて安定度イベ発生。軍需工場を建設します。

 

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当のトルコ君なんか独力で押し込んでますね。私たちいらなかったんじゃないの。

 

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戦線を縮小するためにドニエストル川まで前進し、モルドバを解放します。この間にソ連軍25師団ほどを追い越し殲滅してます。

 

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ドイツの時と同じでこのように戦線を安定させてからしばらく防衛に入ります。

それと画像右下でAI日本が人入りみたいな天才的な機動を見せてますね。この世界線の牟田口君は神将と呼ばれてそうですね。

 

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なんかクリミア戦争シーズン2やってて笑ってしまった。やったねセヴァストポリ陥ちたよイギリス君!

なおこの上陸部隊は後に全滅しました。はい。

 

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ベッサラビア方面での攻勢が終わり次第、山岳師団を北方に再配置しダウガヴァ川に向けて吶喊させます。

 

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ダウガヴァ川に到達し次第、攻勢の重点を川に沿って徐々に南下させていきます。

 

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リガ前面からスモレンスク前面までダウガヴァに沿って前線を構築することが出来たので、ドニエプル川キエフを目標に攻勢を続けます。

 

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この辺りまで進んだところで一旦切ります。ついでに戦死者統計載せときますね。

 

世界の趨勢 1942年

大日本帝国、南洋資源地帯占領

ブルガリア、ファシ化&枢軸加入(参戦せず)

 

次章 1943年「転回」→ まだ

 

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ドナウ連邦がイタリア王国を降伏させ、ドイツ方面へ大規模な兵力の展開を始めたとの情報を掴んだソビエト連邦は、その西方国境に軍を動員し始めた。

 

粛々と準備を進め、情勢をよく観察していたソ連は、ドナウが大反攻の準備を始め戦線に兵力を拘束されるようになってから行動を開始した。

昨年に独立したばかりのモルドバに圧力を掛け始めたのだ。

 

これはドナウも連合国も察知していたが、局面が差し迫ってくるとモルドバ側から独立保障を乞い始めてきた。

アカの暴虐に晒されようとしている同じ民主主義国家を見捨てることなど許されない、モルドバを守るべきだという主張も連邦議会では少なからず唱えられたが、情勢が情勢である。

押し込んでいるとは言え、今対峙している相手は間違いなく最強の陸軍国家であり、それに加えて飢えたヒグマと事を構えて赤い津波を受け止められる余剰戦力などどこにもないのだ。

 

ソビエトはそれを理解して動いていたし、連合各国もそれをよく理解していた。ヤルタにて会談が行われ、英墺米仏と蘇の間で「これ以上の領土要求をしないことを条件に、ベッサラビアにおけるソビエト連邦の主権を認める。」との取り決めが交わされた。

 

スターリンの署名が入った紙を得意気に掲げながらヒースローに降り立った英首相ボールドウィン卿であったが、その面子はすぐに踏みにじられることとなる。

 

枢軸国の降伏寸前に、ソ連はトルコに公然と領土要求を叩き付けたのだ。こればかりはイギリスも看過出来ず、枢軸戦を終えたドナウ連邦も新生ドイツ共和国を引き連れてトルコの独立保障を宣言。

 

こうして連合各国は対ソ戦に続々突入していく事になるが、この戦争の帰趨がドナウ連邦の国際的な立場に大きな転回をもたらすこととなる…