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【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第七章「曙光」

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第七章「曙光」

1941年、遂に第二次大戦に参戦したドナウ連邦。

参戦1年でイタリアを降伏させ、ギリシャを解放した事で、最大の敵である第三帝国に戦力のほぼ全てを向けられるようになった。

 

その一方で、1年間絶え間なく続いてきた攻勢によってドイツ国防軍の消耗は相当のものであり、親衛隊に至っては人的資源の補充の為ベネルクスや仏占領地からの強制徴募さえ始めていた。

 

参謀本部は一大反攻作戦を発令する「その時」を手ぐすね引いて待ち構えていた。そしてその条件は整い始めていた。

既にブルガリアアルパインに張り付いている師団が動かせない以上、計画を実行する為の絶対条件は、残りの戦線が対独のみであることであった。

 

だが、我が国が動けない間大人しく待っていてくれる程我らの隣人は善良ではなかったのだ…

 

 

はい本編入ります。

前回はイタリアを降伏に追い込んだ所まででしたね。

これでようやっとドイツ戦に集中出来ます。

 

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対独攻勢までの猶予に内政を。

政治力に余裕が出来たので、戦時下ゆえ下がっている安定度を上げるため労働条件の改善ディシジョンを踏みます。

 

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先のディシジョンで増加した消費財工場の消費+5%を相殺するために戦時国債のディシジョンも併せて踏んでおきます。

 

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核技術の研究ボーナスを得られるNFが完了したので、

 

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ジェット技術の研究ボーナスが得られるNFと、その手前のNFを取得します。

 

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ソビエトモルドバに正当化をかけ始めました。これはまずいですね。民主国家でその上この国際緊張度です。十中八九連合入りするはずです。

               

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案の定宣戦直後に連合国に加盟。でも今そちらに割ける兵力はどこにもないので参戦できませんね…

 

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連合に加盟はしたものの一国も参戦しなかったために、モルドバの降伏ともに講和会議が開かれ、ソビエトによるベッサラビアの領有が既成事実化してしまいした。

 

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その間に起きた出来事なんですがね…

??????????????????????????????????(宇宙猫顔)

ブルガリアさん…今あなたの陣営の盟主とバチバチ戦争やってんですけど????同盟軍側で参戦してくれるんですか…ああそうですか…えキミそれでいいの??

 

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そして遂に「その時」がやってきました。根こそぎ動員の徴兵法を敷いているドイツの人的資源が切れました。

多方面に展開している予備兵力を一か所に集め、攻勢の準備を始めます。

 

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ポーランド解放という政治的要求と、攻勢に適した大平原が広がっているという地理的条件から、攻勢発起点はポーランド方面と定めます。

 

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攻勢を始めてみると人的の切れた敵軍は思いのほか柔らかく、バルト海に到達するまでスクショを忘れていました。

 

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メーメルとダンツィヒからの連絡線を断ち、オストプロイセンの敵軍の包囲を図ります。

 

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孤立した敵軍を殲滅しました。

 

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友軍がある程度集結したところで攻勢を再開します。さすがにベルリン正面というだけあって敵の抵抗も頑強になってきました。

 

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師団の性能と練度の差で押し切り、オーデル川を越えました。

 

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そしてベルリン陥落。どんどんファシストを西に追い込んでいきます。

 

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反時計回りに急速に進軍している為か、北方にドイツ軍の展開が間に合っていません。

戦線の隙間を縫ってキール運河ハンブルクの確保を目指します。

 

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北方での攻勢の成功に呼応して南部バイエルン戦線からも攻撃を掛けていきます。

 

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全戦線にて独軍を凌駕し始めました。そのまま前進を続け、フランクフルトを占領すると同時に

 

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枢軸国は降伏しました。

ドイツがNF「ルクセンブルクアルザス=ロレーヌの再統合」を踏んでいたようでルクセンブルクとエルザス=ロートリンゲンがドイツ中核州になってフランスに返還されてないですね。面白いのでそのままドイツ領にしてやりましょう。

 

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これが講和会議後の欧州秩序です。ドイツ共和国と共和イタリアを管理国とし、かつてのロンバルド=ヴェネト王国の版図とボヘミア王冠領シュレージエンを割譲、旧アルバニアポーランドを併合しました。

 

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そしてポーランドを傀儡国として独立させます。国境線が気持ち悪かったから独立させたけど、ポーランド中核州のカトヴィツェも持っていかれてこれはこれで気になるという…

  

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ソビエトがトルコに正当化を掛けていたので、こちらは独立保障を掛けます。

もう他国との挟み撃ちを気にしてお前さんとこの顔色疑ってビクビクすることもねえんだ、おらどっからでもかかってこい。(慌てて全軍を配置転換しながら)

 

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戦争が終わって、久々の安定度イベントが発生。

スロバキア南部に民需工場を建設し、安定度2%を得ます。

 

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もうここまで来たらNFもなんとなくで取得してます。

 

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民主主義の支持率が100%になったので、政治顧問を「民主主義改革者」クルト・フォン・シュシュニックから「人気のある傀儡」プルグリ・マグドルナに変更し、安定度+15.00%を得ます。

 

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あ、ほんとにやった。独立保障してるのに宣戦布告しちゃったかあ。

 

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あたしら平和を愛する民主主義国家なんだけどなあ。独立保障踏み抜かれたら仕方ないよねえ。

 

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てことで対ソ戦にトルコ側に立って参戦します。いやあホントは戦争なんかしたくなかったんだけどなー。トルコ守んなきゃいけないから仕方ないなー。

 

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陸軍配置はこんな感じです。

120師団を国境に均等に配置し、追加で山岳28師団を二個軍に分けて南部に配置し、急造12師団を後方に待機させています。

 

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トラップカード発動!残存連合主要国召還!おれは全陸軍を守備表示にしてターンを終了するぜ!!

 

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陣営分けで見るとこうなります。ソビエト君もう絶望だよ…諦めていいと思うよ…

 

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と思ったらソ連の無停止攻撃がわりかしきつかったので突出部の負担を軽減するために数プロビ前進しました。

ブコヴィナ前面でも同じことしてます。

研究枠が映ってますが全く他意はありません。ええ。ただの一足早い原子力発電ですよ。

 

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クラクフにて安定度イベ発生。軍需工場を建設します。

 

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当のトルコ君なんか独力で押し込んでますね。私たちいらなかったんじゃないの。

 

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戦線を縮小するためにドニエストル川まで前進し、モルドバを解放します。この間にソ連軍25師団ほどを追い越し殲滅してます。

 

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ドイツの時と同じでこのように戦線を安定させてからしばらく防衛に入ります。

それと画像右下でAI日本が人入りみたいな天才的な機動を見せてますね。この世界線の牟田口君は神将と呼ばれてそうですね。

 

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なんかクリミア戦争シーズン2やってて笑ってしまった。やったねセヴァストポリ陥ちたよイギリス君!

なおこの上陸部隊は後に全滅しました。はい。

 

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ベッサラビア方面での攻勢が終わり次第、山岳師団を北方に再配置しダウガヴァ川に向けて吶喊させます。

 

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ダウガヴァ川に到達し次第、攻勢の重点を川に沿って徐々に南下させていきます。

 

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リガ前面からスモレンスク前面までダウガヴァに沿って前線を構築することが出来たので、ドニエプル川キエフを目標に攻勢を続けます。

 

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この辺りまで進んだところで一旦切ります。ついでに戦死者統計載せときますね。

 

世界の趨勢 1942年

大日本帝国、南洋資源地帯占領

ブルガリア、ファシ化&枢軸加入(参戦せず)

 

次章 1943年「転回」→ まだ

 

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ドナウ連邦がイタリア王国を降伏させ、ドイツ方面へ大規模な兵力の展開を始めたとの情報を掴んだソビエト連邦は、その西方国境に軍を動員し始めた。

 

粛々と準備を進め、情勢をよく観察していたソ連は、ドナウが大反攻の準備を始め戦線に兵力を拘束されるようになってから行動を開始した。

昨年に独立したばかりのモルドバに圧力を掛け始めたのだ。

 

これはドナウも連合国も察知していたが、局面が差し迫ってくるとモルドバ側から独立保障を乞い始めてきた。

アカの暴虐に晒されようとしている同じ民主主義国家を見捨てることなど許されない、モルドバを守るべきだという主張も連邦議会では少なからず唱えられたが、情勢が情勢である。

押し込んでいるとは言え、今対峙している相手は間違いなく最強の陸軍国家であり、それに加えて飢えたヒグマと事を構えて赤い津波を受け止められる余剰戦力などどこにもないのだ。

 

ソビエトはそれを理解して動いていたし、連合各国もそれをよく理解していた。ヤルタにて会談が行われ、英墺米仏と蘇の間で「これ以上の領土要求をしないことを条件に、ベッサラビアにおけるソビエト連邦の主権を認める。」との取り決めが交わされた。

 

スターリンの署名が入った紙を得意気に掲げながらヒースローに降り立った英首相ボールドウィン卿であったが、その面子はすぐに踏みにじられることとなる。

 

枢軸国の降伏寸前に、ソ連はトルコに公然と領土要求を叩き付けたのだ。こればかりはイギリスも看過出来ず、枢軸戦を終えたドナウ連邦も新生ドイツ共和国を引き連れてトルコの独立保障を宣言。

 

こうして連合各国は対ソ戦に続々突入していく事になるが、この戦争の帰趨がドナウ連邦の国際的な立場に大きな転回をもたらすこととなる…

 

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第六章「反攻」

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前回からの続きです→第五章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2020/01/17/222136

 

第六章「反攻」

周辺大国からの種々様々な圧力や参戦要請を躱し続け、独伊と対峙するに足る軍を整備することに成功したドナウ連邦。

 

その参謀本部は、独伊軍共に国境には最低限の師団しか配備されておらず、緒戦に大規模な突破が見込めるとして先制攻撃を主張してきた。

だがその一方で、一撃で両国を降伏に追い込むことはできず、彼我の圧倒的な国力差によってジリ貧となることもまた了知していた。

 

これらを踏まえた戦争遂行計画は、一年の熟成期間を経てより高次のものへと昇華され、「攻勢防御の為の攻勢」という結論を生み出した。

 

 

解放の尖兵たらんとする連邦軍将兵は開戦を今か今かと待ち望んでおり、士気はこの上ない程高揚している。

ドナウ連邦は遂に人類史上最大の戦争に足を踏み入れようとしていた…

 

 

 

はい本編入ります。

前回年明けてすぐに宣戦すると約束したな、あれは嘘だ。

テストプレイ時に泥沼化したことを受け多少作戦を変更したのでその分準備期間が伸びました。

今回は戦争の経過がメインなので今までとは形式が違い少し変則的になります。悪しからず。

 

そして。

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遂に連合国に加盟し、

 

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第二次大戦に参戦します。

戦線は三つ。主戦線であるドイツ戦線、イタリア戦線、ギリシャ戦線です。

 

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まずはドイツ戦線です。宣戦と共に全域で越境を開始。概ね優勢でありましたが、ベルリン正面での抵抗が激しく、消耗を避けるため優勢なうちに国境の要塞線まで撤退しました。

 

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バイエルン方面では西部から順調に突破をしていましたが、敵増援が到着しリンツ正面が劣勢になり始めました。

一度攻勢を止め、手の空いたイタリア戦線から山岳師団を引き抜き再び攻勢を掛けます。

 

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プロビ一つ一つを山岳師団を活用した延翼攻撃で落としていきます。

目標の川のラインまであと少しです。

 

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ポーランド方面は開戦から計画通りに進み順調そのものです。

 

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航空支援も活用し、最後には多少の犠牲も顧みずに突撃命令を出し続けます。

 

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遂に目標の進出ラインまで到達。

 

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ポーランド方面でも当初の目標まで到達しました。

この線を保持する為、山岳師団を機動防御に用い、指揮統制の切れた師団を隣の師団と順次入れ替える手法も積極的に使っていきます。

(筆者は勝手に師団ロンダリングと呼んでます)

 

プロヴィンス単位で最も防衛に適したこのラインでしばらく独軍の充足と人的を削り、我が軍による対独大攻勢の準備に必要な時間をも稼いでいきます。

 

これが「攻勢防御の為の攻勢」の真意です。

攻勢防御(反攻を前提とした防衛)に適した地点まで進出し、国境での防衛よりも多くの出血を敵に強要する。我が軍にとって最も理想的な戦争遂行の形です。

 

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ところ変わってイタリア戦線。山岳師団の集中配置で大突破を狙います。

 

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はい戦略目標であるポー川の線まで進出しました。経過はどこいった?と思われたことでしょう。

一週間足らずでここまで突破したのでスクショ撮り忘れてましたね。少しオーバーキル過ぎました。

兵力の節用は戦術の基本だぞ!みんなは気を付けようね!

 

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その後、独軍もこちらの戦線に殺到しドイツ戦線を越える猛攻を受けることになります。山岳師団と訓練途中だった予備師団さえも防衛に参加させ、全手動で機動防御と師団ロンダリングを続け凌ぎ切りました。

 

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半年もの間続いたその攻勢で枢軸軍、特にイタリア軍は1.5Mという甚大な被害を蒙りました。

このポー川における攻勢防御の大成功をきっかけに、敵はこの戦線でのイニシアチブを完全に失うこととなります。

 

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こちらギリシャ戦線。ドイツとイタリア戦線を全手動でやってた関係でこっちはAI委任してたんですが、ぜんっぜん進んでないくせに一番消耗しててAIの使えなさを実感しましたね。ええ。

やっぱ全手動ですよ全手動()

 

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人間が介入した途端あら不思議。

 

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こーんなに綺麗な包囲が出来ちゃいました。AI君はもっと学習して。

 

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そのままギリシャ解放。これで方面軍ごと遊軍と化したのでこれをほぼ丸々イタリア戦線に投入します。

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戦局の全景です。このラインまで進出した後しばらく防衛に徹します。

ということで戦線が動くまで間が空くので、今年取得したNFと研究の紹介をしたいと思います。

 

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42年式歩兵装備の研究ボーナス欲しさにNF「装備の標準化」を。

 

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左側の4つのNFを続けて取得します。欲しいのは最後の核技術の研究ボーナスです。

いやいやもちろん平和利用致しますよ。そりゃもう。これでもかって程平和にしてやりますから。はい。

 

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研究は陸軍系を優先して順当に。核研究も忘れておりませんよ。

これでNFと研究の紹介終わりっ!

 

 

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そして今年一番のニュースです。大日本帝国アメリカ合衆国に宣戦を布告致しました!

ということはもちろん…

 

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Oh, say can you see, by the dawn's early light, What so proudly we hailed at the twilight's last gleaming♪♪

大正義アメリカ様が連合国に加盟しました!

日帝よありがとう!

 

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そのまま対独戦にも参戦!これで勝つる!

 

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勢いそのままに、消耗しきって人的資源が0になったイタリアを早々に今大戦から退場させてしまいましょう。

ギリシャブルガリア方面、ドイツ方面から予備軍等をギリギリまで引き抜いて糾合し一斉に攻勢を掛けます。

 

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波状攻撃で枢軸軍の指揮統制を削りきり、南北三カ所からの突破に成功しました。

 

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分厚い皮より早い足。戦線維持なんかは後詰に任せ前衛は突破浸透と戦果拡張に専念します。

 

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充足も人的も足りないイタリア方面の枢軸軍は、攻勢ボーナスをたっぷり溜めていた充足満タンドナウ連邦軍を前に戦線を構築することすら能わずただ蹴散らされていきました。

 

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そのまま手動攻勢を続け敵首都ローマを奪取。バチカンは無事です。たぶん。

 

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その後はまともな抵抗もなく半島部を制圧。

 

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唯一アルパイン線を巡る攻防のみ、ドイツ軍増援の反撃を受け一時戦線崩壊の危機に陥りましたが、なんとか持ち直し現在膠着状態です。

 

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これが今大戦最初で最後の海軍の見せ場です。メッシーナに渡る陸軍を支援する為の沿岸砲撃です。

 

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海軍の支援によりシチリア島への着上陸に成功し、イタリア王国は降伏しました。

 

 

少し42年に食い込んでしまいましたが、ここで41年分を終わりたいと思います。

 

 

世界の趨勢 1941年

・太平洋戦争勃発

・米・墨、連合国に加盟&対独参戦

・伊、ドナウ連邦に対し降伏

 

次章 1942年「曙光」→ まだ

 

-------------------------------------------------------

 

ドイツ軍と正面切って戦い、これを退け前進したという事実。

イタリアを圧倒し、これを降伏せしめたという事実。

あのアメリカがドイツとの戦争に突入したという事実。

 

これらの事実は大々的に報道され、大きな世論の変化をもたらした。

端的に言ってドナウ連邦は勝ちに湧いていた。軍高官を除いて、政府から下々の国民に至るまで誰もが祖国の勝利を信じて疑わなかった。

熱に浮かされた政府は、英米仏と早くも講話後の欧州秩序に関して交渉を始めた。

 

あまりの気の早さに仏亡命政府には馬鹿にされ、米政府には呆れられたが、英政府だけが驚きつつもその交渉に真剣に乗り始めた。

 

連合主要四か国の会議の場においても、その領土的野心に加えて時代錯誤な復讐主義を隠そうともしないドナウ連邦はたびたび顰蹙を買っていた。

だが、本土を失陥したフランスと陣営に参加して間もないアメリカでは、今次大戦において最大の貢献度を誇るドナウと、「何故か」ドナウと密な連携を見せている陣営盟主のイギリスを相手取って強硬な態度に出ることは適わなかった。


戦後秩序の大枠は英墺主導で定められ、その達成に向けてドナウ連邦は遂にドイツとの決戦に挑むことになる…



 

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第五章「鳴動」

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(低スペノートPC)

 

前回からの続きです→第四章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/29/222338

 

第五章「鳴動」

ドイツ軍が欧州を席巻している間ドナウ連邦は不干渉を貫いていたが、ただ傍観していた訳ではなかった。

対独戦に備えて陸空軍は着々と増強され、参謀本部は綿密な作戦計画の策定を通して必要な攻勢準備期間を算出していた。

1年。

1年の間、ドイツと戦争状態に突入することなく軍の配備を進め続けられれば万全の体制が整い、ヨーロッパ解放の狼煙が上げられると結論付けられた。

 

加えて幸いなことに、イギリスのドナウ連邦への急激な接近にドイツは勘づいておらず、不意を突いて連合国に加盟し、ゼーレヴェとバルバロッサの準備に本腰を入れている背中を襲うことができる。

 

その為にも時期が来るまで両国の接近を隠し通す必要があった。

フランスと違ってさすが大英帝国の外交官は老獪で、ドナウ外交部の要請をよく理解し、友好とも敵対とも取れない微妙な外交関係を演じ始める。

あのナチを宣伝戦で煙に巻くということである。

 

しかし、背後を狙われているのはドナウも同じであった。

かつて墺洪帝国期に結んだソ連との協定と、独ソ間で結ばれたM=R協定とがソ連の東欧勢力圏として認めた領域は全く同じだと思われていた。

だがその情報には重大な瑕疵があり、ドイツが認めたソ連の東欧勢力圏にはドナウ連邦の一部領土が含まれていたのだ…

 

 

 

編入ります。

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再びイストリアに安定度イベ発生。造船所を建造します。


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ソビエトロシアの圧力に屈してフィンランドがカレリアを割譲しました。大熊がこれっぽっちの領土で腹を満たすとは考えにくいですが…


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研究ですが、昨年度からずっと陸空ドクトリンだけはほぼ欠かさず研究スロットに入れています。


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軍最高司令部にマクシミリアン・デ・アンゲリスを登用して師団回復率+8.0%を得ます。

 

スクショを忘れましたがNF「シュコダ財閥を支援」を取得します。これ実はめちゃつよなので重要です。

 

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カレリア割譲したにも関わらず正当化されるフィンランド。いつも通りといえばそうだけれどもやっぱりこのムーブはド外道だと思うよソビエト君。


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開戦も近いので師団配置を紹介しておきます。

まず対イタリア戦線にこの編成の歩兵24師団と予備山岳師団6師団を配しています。山岳2個師団の増強を予定。


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フォアアールベルクからズデーテンラント南西部までの戦線に24師団。


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ズデーテンラント北西部からカトヴィツェ前面までの戦線に同じく24師団。


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クラクフからソビエト国境までの戦線に急造12師団。12師団を増強予定。


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対ドイツ戦線の軍はすべてこの編成です。


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沿岸防衛に騎兵を用いてみました。沿岸全プロビに計24師団を配置。

 

これらに加えてアルバニアブルガリアの抑えに歩兵24師団。ドイツ戦線の予備戦力として山岳12師団。バルカン戦線の予備戦力と強襲上陸対策に山岳6師団。開戦までにこれを目標として追加徴兵していきます。


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NF「民主主義の最前線」を取得します。現在我が国は本当に民主主義の最前線にある訳ですからこのネーミングには心くすぐられるものがありますね。


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来年から忙しいので今のうちに世界各地の戦況をば。

ヨーロッパ大陸は枢軸に呑み込まれ、アフリカでも戦闘が続いています。

日中戦争は終わりかけです。


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そしてこれです。まあ…うちはこれに何も口出しできないことになってますから…


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NF「産業支援」を取得します。


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政治力を使ってオーストロ・ダイムラー社を選択します。


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イタリアがギリシャに宣戦布告しすぐに戦闘が始まりましたが、ギリシャ一国に押し込まれ逆にアルバニアを失陥。

そんなとこまで史実寄りにしなくていいから()


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ソビエト連邦ベッサラビアの割譲を求めて我が国に対し戦争目標の正当化を開始しました。

この件に対する対応は後ほど。


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研究続きです。


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NF「帝都の拡張」を取得し民需と建築スロットをそれぞれ2得ます。


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長い日中戦争が終わり日帝が中華を呑み込みました。まあいつも通りですね。


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ここで国境に展開する赤軍の数を見てみましょう。

こんなもんまともに戦えるわけないだろ!!


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ということでギリギリまで正当化に時間を使わせてから


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モルドバを独立させます。ここで重要なのは傀儡ではなく完全な独立国家とすることです。


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するとあら不思議。ソビエトによるドナウへの正当化が撤回されました。


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所変わってギリシャ。1度はイタリアを圧倒しましたが、ドイツの参戦と多方面からの上陸作戦によって降伏に追い込まれ、結局南方の戦線が大きくなってしまいました。


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研究はこんな感じです。


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NF「工業地帯の拡張」を取得。軍需と建築スロットをそれぞれ2得ます。


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そして1年の準備期間が過ぎ、全ての戦線を埋めることが出来ました。

増強予定であった、ドイツ方面の山岳12師団とバルカン方面の山岳6師団がまだ訓練途中ですが、キリの良さを考えて41年明けてすぐに宣戦布告したいと思います。

次回から本格的に戦争が始まります。乞うご期待。

 

 世界の趨勢 1940年

日中戦争終戦。日本勝利。

ソビエトによる東欧拡大開始。

 

次章 1941年「反攻」→ https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2020/02/16/214403

 

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成立以来ドナウ連邦の外交と諜報は優秀な働きを見せており、その活躍は目覚ましいものがあった。

だが、その優秀な諜報分野が初めて出し抜かれ取りこぼした情報は致命的なものだった。

 

ドイツがソビエトの東欧勢力圏として認めた領域にベッサラビアが含まれるというものである。

 

大熊に首根っこを掴まれ公然と脅されて初めてドナウ連邦はその脅威を知ったのである。

政府は蜂の巣をつついたような騒ぎとなったが、やがて1つの冷静な、いや冷酷とまで言える対処が最善だという結論に至る。

 

 

モルドバ独立である。

ソビエトは「ベッサラビアの割譲」を要求してきており、我々がそれを飲むことができないことを見越して宣戦まで視野に入れた軍の配置を行っている。

そこでベッサラビアそのものを我が国の管轄外にしてしまえば、我が国がアカの要求に屈することもなく、同じく我が国が宣戦される筋合いもなくなる。

 

ドナウ連邦中央政府モルドバ全域で直ちに住民投票を行い、連邦からの分離独立の是非を問うた。

しかし、結果は反対が圧倒的多数を占めた。ソ連の膨張に直面するなかトカゲのしっぽのように切り捨てられることへの恐怖と、何より彼らが「ルーマニア」としての独立を望んだことが背景にあった。

 

間もなくモルドバ各地で「ルーマニア」分離独立を求めるデモが同時多発的に発生した。

政府はこれを分離主義者のデモとだけ報じた上で、先の住民投票の集計において不正が行われたことが「発見」され、独立を望む民意が曲げられていたと「謝罪」し独立を約束した。

 

そして現地の協力者による臨時政府樹立を待ち、ドナウ連邦は同地におけるあらゆる主権を放棄した上即時撤退し連合各国に新国家を承認させた。

 

 

この新国家の政体が民主主義であったことが今後の世界情勢の行く末を決定付けることとなる…

 

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第四章「運命」

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前回からの続きです→第三章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/21/211647

 

第四章「動乱」

オーストリア=ハンガリー帝国改めドナウ連邦はバルカンでの戦争を終え、蘇仏という陸軍二大国の干渉をも跳ね除け、辛くも独立を守りきった。しかし、その代償として前述2カ国のどちらかが対独戦に突入した際の参戦義務を負うこととなった。

外交の場では大見得を切ってみせたが、軍の実情は惨憺たるものであり、イタリア一国だけを相手にしても守勢に回らざるを得ない程であった。

 

そして迎えた1939年、「20年の停戦」の終焉は目前に迫り欧州平和の命脈は尽きようとしていた…

 

 

ここから本編です。

まあ皆様お分かりでしょうが、今年は動乱の年ですのでスクショが多くなり間の文章は少し単調になります。

加えて、昨年までのクソ画質スクショでは問題があったので改善しました。大分マシになったと思います。

 

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NF「象徴君主制へ移行」が完了し、引き続きオットー・フォン・ハプスブルクが帝冠を保持することとなりました。

 

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そしてNF「ブダペストの開発」を取得し、民需と建築スロットをそれぞれ3得ます。


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ついにナチドイツの領土拡張が始まりました。

リトアニアは圧力に屈しメーメルを割譲。

次の矛先は容易に想像が付きますね。

対抗するため師団編成を決戦師団の編成(第一章参照)に変更。野戦砲の大きな不足が出ましたが全力で増産していきます。


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研究をいちいち紹介してたらあまりに冗長になるので今回はスクショだけ貼ることにします。はいこれ。


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安定度イベがイストリアに発生。直ぐにインフラ整備を始めます。対イタリアの前線となる地域でもあるのでちょうどいいですね。


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次のNFは「シュタイアーマルクの鉄鋼業」を取得します。低地オーストリアに鉄20が追加されます。これで輸入分が浮くので実質民需2を得たようなものです。ありがたい。


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ファッショイタリアも領土拡張を始めました。

圧力に屈したアルバニアはイタリアに併合され、敵対的な国境がバルカンに新たに現出しました。


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政治力が貯まったので航空機の設計社にマーヴァグ社を選定します。

航空技術研究速度+15%が目当てです。


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ハイ研究どーん。


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パナイ号事件が起きたので見に行ったら日本が日中戦争急に押し始めてました。

お前数ヶ月前まで蒙古国も熱河省も失陥しかけとったやないか!どうなってんねん!


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とか茶々入れてる間に国際情勢に大きな動きが。

イタリアがドイツとの同盟を締結しました。これでひとたび事が起これば我が国は三正面作戦を強いられることとなりました。


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モロトフ=リッベントロップ協定が結ばれました。

オーストリア=ハンガリー帝国時代に結ばれた、ソビエトの東欧勢力圏拡大を黙認する協定と同じものをドイツにも結ばせたとのことです。

 

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NF「航空基地の拡張」を取得し、低地オーストリアの航空基地2を得ます。

そんなNF取ってる暇あるんですかと言われればないんですが、それに続くNFで取得できる戦闘機とcasの研究ボーナスを利用して、40年型をできるだけ早く生産ラインに乗せたいという事情があるのでやむを得ないですね。


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研究。


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軍参謀にフランツ・ベーメを起用します。この歩兵師団による防衛+15.00%があるとないとでは全然変わってきます。


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ズデーテンラント東部にて安定度イベ発生。インフラ整備をします。


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ついにこの時がやって来ました。ポーランドがドイツのダンツィヒ割譲要求を拒否。


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そしてドイツはポーランドに宣戦布告。

これを受けて英仏が対独宣戦…するかと思われていましたが、日和った2大国は非難声明と蘭・白への独立保障の宣言という反応のみに留めました。


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NFは続けて「戦闘機の近代化」を取得します。


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電撃的侵攻からしばらくの後、ドイツがルクセンブルクに宣戦布告。


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直後ワルシャワが陥落し、ポーランドが降伏、併合されました。


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同じくルクセンブルクも併合されました。


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研究の続き。

 

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M=R協定が履行され、東ポーランドソ連が進駐したのと時期を同じくしてドイツがオランダに宣戦布告。


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フランスに独立保障されていたオランダは連合国に加盟。

ユーゴ、ポーランド2カ国を見捨てたフランスも重い腰を上げ対独宣戦に踏み切り、イギリスもそれに倣いました。


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奮戦むなしくオランダが降伏。


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続いてドイツがベルギーに宣戦布告。このままだといつも通りパリ燃え即降伏のビジョンしか見えませんが、今回何故かイタリアが参戦してないので持ち堪えてくれるかもしれません。


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国民精神「指揮系統の混乱」が失効しました。連邦内のあらゆる民族から構成される軍隊は、ようやくその体裁を整えられたようです。


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NFはそのまま続いて「軽爆撃機中心」を取得。


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ベルギーが降伏。さあここからが本番だぞなんとか耐えてくれ。


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陸軍長官にエードゥアルト・フォン・ベーム=エルモッリを登用。指揮統制率+8.0%は攻撃にも防御にも役立つので外せません。


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ドイツ軍によるアルデンヌ突破直後にイタリアが参戦しました。なんと間の悪い。


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フランスは電撃的にパリ目前まで迫られ、アルパイン線も突破されています。これはもう助からないですね…


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パリ陥落。フランスはそのまま降伏しました。


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フランス南部に傀儡ヴィシー政権が樹立されました。


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ドイツの勢いは留まる所を知らず、ヴェーザー演習作戦をも発動しました。

 

 

ドイツが暴れてただけの1年でしたが、年が開ける前に締めておきます。

 

世界の趨勢 1939年

日中戦争継続中(日本優勢)

・イタリア枢軸に加盟

・ドイツ、波・盧を併合 蘭・白・仏・丁を下す

 

次章 1940年「鳴動」→ https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2020/01/17/222136

 

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オランダの連合加盟を引き金に対独戦に突入したフランスは、ドナウ連邦に対して墺洪帝国時代に結ばれた密約を根拠に対独参戦を求めた。

だが、アムステルダム陥落の報と共にパリに届けられたドナウの回答は「協定を守るため必ず参戦する。ただその時期は軍機につき返答できない。」であった。

仏政府はこれを協定への背信だとして猛烈に批判し、矢のような催促を行い続けた。

 

ウィーンはこれをのらりくらりと躱し続け、ブリュッセル陥落と同時期に仏政府に続けてもたらされた回答は「可及的速やかに参戦する。貴国に主の御加護があらんことを。」というものであった。

これは、ユーゴが墺に、ポーランドが独に宣戦された際に両国がフランスに送った参戦要請への仏政府の回答と一言一句違わぬものであった。

最初から謀られていたと気づいたド・ゴールら強硬派はこの仕打ちに激昴し、ドナウとの国交断絶まで唱え始めたがチャーチルに説得されなんとかその怒りの矛先を収めた。

 

フランス降伏後は全ての参戦要請を黙殺し続けていたドナウ連邦だが、いよいよ国家の命運が賭かった重大な決断を迫られることとなる。

 

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ヨーロッパの半分がファシストによって抑えられ窮地に追い込まれた大英帝国が、残りのヨーロッパ半分を占める民主主義国家と手を結ぶことを決めたのだ…

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第三章「騒擾」

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このブログはHoi4のmod「Austro-Hungarian Empire」のAARです

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・Japanese Language mod

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 環境

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前回からの続きです→第二章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/14/212052

 

第三章「騒擾」

1938年、オーストリア=ハンガリー帝国は怒涛の勢いで軍拡を進める独伊を背にしながら、横っ腹にも火種を抱えることになる。ルーマニアユーゴスラビア両国との国境紛争である。

民族主義、分離主義、隣国政府、既得権益、国際情勢。多種多様な要因を背景に引き起こされた一連の事件は、マスメディアを通じて喧伝され、帝国の臣民を煽り立てた。

半年以上に及ぶ最後通牒の猶予期間においてもその熱は冷める気配は無く、大衆は民主化を唱えたのと同じ口で賠償を求め報復を叫び、帝国外務省の弱腰を詰った。

 

そんな中、帝国の諜報員がルーマニアの動員計画についての新たな情報を入手し、これに対応するべく参謀本部は対ルーマニア戦に備えて詳細な作戦立案を開始した…

 

 

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はーい本編入りまーす。

民衆による民主化への要求が日々高まっています。

上の選択肢を選ぶと将来的に内戦が起きてしまうので、下の選択肢を選び国民精神「民主的抗議の主張」(政治力-50% 日毎の民主主義への支持+0.05)を得ます。

この国で内戦とか起きたらマジの地獄が顕現するので絶対避けなければいけない。

 

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NF「帝国の防衛」が完了したので、NF「ウィーン中央駅」を取得します。低地オーストリアのインフラを最大まで増加させます。

そして新たに共通軍12師団の徴兵を開始。

 

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研究は、デシメートル波レーダー、掘削Ⅱ、陸ドクの続きを。

軍の配置と戦闘計画からものすんごい敵意が滲み出てますね。そういうことです。

 

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NF「ウィーン中央駅」が完了したので、NF「ルーマニアへの戦略橋頭堡」を取得します。

冒頭の、対ルーマニア戦への作戦計画云々の文言はこのNFのことを指してのRPです()

 

このNFも大体終わり、おそらく対ルーマニア戦の作戦立案が粗方済んだんでしょうね。

 

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ルーマニアへの戦争目標の正当化が完了しました。

 

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そして宣戦布告。

作戦としては、全戦線で緩やかに拘束攻撃を掛けつつ、主力軍集団カルパチア山脈の先端から敵首都東部の平野に突破浸透。

敵軍を東西に分断した後に騎兵で首都を奪取、同時に敵軍の居ない黒海沿岸を駆け上がりVPを抑えて降伏させます。

 

国力的に勝利は間違いないですが、素早い決着が肝要です。周辺大国に干渉させる隙を与えず、軍の損耗も最小限に抑えなければなりません。

軍はもう一仕事残していますからね…

 

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全師団手動攻撃そして(ほぼ)全戦線優勢。

突破から後方に浸透して首都を無血で占領。(夢中でプレイしててスクショ忘れてました。)


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そしてルーマニア政府は無条件降伏。全土がオーストリア=ハンガリー帝国の占領統治下に置かれることとなる。

 

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そしてNF「ルーマニアへの戦略橋頭堡」が完了したので、NF「南チロルへの投資」を取得します。南チロルに軍需と建築スロットがそれぞれ2追加されます。

 

ルーマニアとの紛争が解決された今、喫緊の課題はユーゴスラビアとの国境紛争のみになりました。

ですが、近年ユーゴスラビアは航空機売却や友好条約締結などを通してイタリアとの関係を深めており、このまま放っておけばイタリアの庇護下に入り、バルカンにおける「第二のアルバニア」となる可能性があるため座視できません。

すなわちチロル、ゴリツィア、アドリアに加えさらにセルビア方面からもイタリアの息のかかった勢力に圧迫されることになり、我が国は相当な苦境に立たされることになります。

 

そうなる前に早急に脅威を排除しなければならないのですが、対ユーゴ戦時にイタリアに介入されるとひとたまりもないので、南チロルのイタリア系住民に帝国からの恩恵として職を与えることで彼らの忠誠を得て、介入の口実を潰しておきます。

 

(ロールプレイ的に何とかユーゴ戦を正当化するのに都合がいいので御託並べてますが本当はその次の研究枠追加NFが早く取りたいだけです。はい。)

 

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続いての研究は暗号化、特殊部隊、陸ドク続き、改良型野戦砲です。

 

ちょうどいいので背景で対ユーゴ戦の作戦計画を説明すると、戦力の3分の2をボスニア方面に配置。サヴァ川からドナウ川に面する前線は防衛に徹し、山岳兵を戦線突破の嚆矢としてまずモンテネグロ方面を突破し海岸部を奪取します。

同時にその少し北部から騎兵で突破し、川の前線に張り付く敵師団の包囲を目指します。

包囲完成後は騎兵がニシュまで突貫。これをもって降伏に追い込みます。

 

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そしてユーゴスラビアへの戦争目標正当化が完了したので、

 

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宣戦布告しました。

全戦線で優勢を得ましたが、騎兵の突破浸透に失敗したので、代わりに南部から山岳師団が反時計回りに侵攻を続け、敵師団の殲滅とニシュの占領を早期に達成しました。

そしてベオグラードが陥落し、


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ユーゴスラビア政府は無条件降伏しました。全土を占領統治下に起きます。

 

これで対枢軸戦時に背後を刺される可能性のある国家は消滅しました。…と言おうとしてブルガリアを思い出しました。ブルガリアも抑えてしまおうと考えましたが、国際緊張度を鑑みるとそろそろ英仏が出張ってくるのでやめておきます。

 

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NF「南チロルへの投資」が完了。そしてNF「研究への投資」を取得します。やっと研究枠が増えます。

追加で12師団の徴兵を開始しています。

 

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そしてついに、ついにこのイベントがやって参りました。

 

王党派民主主義の議論 驚いたことに、国民投票の要求と政権に反対するものに対する抑圧的な法案への反対が党内の討議である程度の支持を得た。王党派の指導力はまだ疑わしいが、いくらかの有力な面々は方針転換を支持している。中略 オーストリア=ハンガリー帝国のいくらかの指導者は妥協する用意が出来ている。 国民投票が必要だ。

 

政治力を100失い、与党がキリスト教社会党になりました。

そして新たにヴィルヘルム・ミクラスが政府首班となり、民主主義とあらゆる民族の平等を掲げる新国家、ドナウ連邦の成立が宣言されました。

 

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ドナウ連邦は、オーストリア=ハンガリー帝国をその前身としながらも、政府・軍隊から末端の官公庁に至るまで広範に改革を行い、見違える程に効率的な国家へと変貌した。

そして未だに軍政が敷かれていた元ルーマニアユーゴスラビアの両地域に行政機構を整備し、ドナウ連邦の領土として統合した。

 

民族の境界と行政管区の境界を一致させ、地方分権を進め、あらゆる民族がドイツ系支配から独立して自治を与えられ、ドナウの民として包摂された。

それでも、連邦の統一性を保障するために外交・軍事・貿易と関税は中央政府の独占的権限とされた。

 

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「指揮系統の混乱」の国民精神を得ました。

ドナウ連邦化でドイツ語の優位が崩れ、軍隊の運用に深刻な影響が及んでいるようです。

1年で失効する国民精神ですが、絶対にこれをくらう前に初期拡張を済ませて起きたかったのでギリギリでした。

 

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このmodの民主化ルートにのみ追加された新イベントが早速発生しました。

指定の地域で指定された開発を行うと安定度が+2.00%されるというイベントです。

今回の条件はスタニスワヴフに民需工場の建設とのことで早速取り掛かります。

 

ものすごく二重帝国感溢れるイベントで滾りますねこういうの。

 

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残されている重大な事案として、民主化以来しばらくの間明確に規定されることなく宙ぶらりんになっていたオットー・フォン・ハプスブルクの地位の問題があります。

 

一部の強硬派を除いて誰も双頭の鷲の隠棲など望んでおらず、引き続き国民統合の象徴として至尊の座にとどまって頂き、加えてこれからは象徴君主制の守護者となって頂くこととなりました。

 

国民精神「オットー・フォン・ハプスブルク」(安定度+10.00%)を得ます。

 

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そして安定度イベ2つ目が発生しました。

今回は南チロルにインフラ整備が条件なので、早速開始します。

 

1938年もあと少しですしかなり長くなってしまったのでこの辺りで終わっておきます。

 

世界の趨勢 1938年

・スペイン内戦終戦 (国粋勝利)

日中戦争継続中(蒙古国降伏寸前)

 

次章 1939年「動乱」→

https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/29/222338

 

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二重帝国はルーマニアユーゴスラビアに電撃的に侵攻しこれを併呑したが、そのような暴挙を周辺大国が黙って見ているはずもなかった。

ルーマニアの際はソビエト連邦ベッサラビアの「保護」を名目に介入をチラつかせ、ユーゴスラビアの際はフランスがユーゴの独立を保障するためとして参戦を仄めかした。

 

オットー・フォン・ハプスブルクは単身クレムリンと花の都に乗り込み、スターリン・ダラディエ両首脳とそれぞれ直談判した。

 

そして、ソ連とフランス両国に対して対独戦時の全面的協力を約束し、加えてソ連に対しては「ポーランド東部・バルト三国フィンランドにおける人民の保護」を黙認するとの密約を結び、フランスに対しては1年以内の民主化を約束し、ようやっとルーマニアユーゴスラビア併合への黙認を取り付けた。

 

その稀に見る外交的才能で帝国の危機は救われたが、彼が残した協定によってドナウ連邦は新たな戦火に足を踏み入れていくこととなる…

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第二章「暗雲」

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このブログはHoi4のmod「Austro-Hungarian Empire」のAARです

 導入mod一覧

・Austro-Hungarian Empire

・Japanese Language mod

・Coloured Buttons

・Strategic View Adjustment

 

 環境

Forkv1.8.1

史実AI

一般兵

DLC全部盛り

(低スペノートPC)

 

前回からの続きです→第一章https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/11/211025

 

第二章「暗雲」

1937年、民主化へと歩を進め始めたオーストリア=ハンガリー帝国の現況はより厳しさを増していた。

独伊の猛烈な勢いでの軍拡に直面しながらも徴兵は遅々として進まず、また足元のバルカン諸国でも民族主義に関わる不穏な動きが見られており、その悪影響は国内にも及んでいる。まさに内憂外患である。

現在の帝国の指導層は焦りを隠せずにいる。彼らはもはや止められない民主化に抗うつもりはないようだが、最期に民主主義者には出来ない何かをしでかすつもりかもしれない…

 

 

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はい。本編入ります。

前回はNF「自由主義」を取得し日毎の民主主義への支援+0.10を得て民主化への一歩を踏み出した所まででしたね。

少し前後しますが、ほぼ同じ時期に民主主義改革者クルト・フォン・シュシュニックを政治顧問として雇用しています。

これで民主化へと大きく舵を切りいよいよ民主化プレイ本番です。

 

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次のNFは工業系を選択するつもりでしたが、陸ドク研究ボーナス2×100%が欲しいのでちょびっと寄り道してNF「次の戦争への準備」を取ります。

ドイツに陸軍の量で勝てる訳ないので少しでも質を上げなければいけないのです…

 

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研究は無線探知、集中工業Ⅱ、建築Ⅱ、改良型工作機械を。まあ無難ですね。

そしてこの時期から新たに共通軍8個師団の徴兵を開始しています。

 

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NF「次の戦争への準備」が完了したので、NF「五ヵ年計画」を取得し1×100%の建設技術研究ボーナスを得ます。

このNF自体より、このNFルートの先で得られる民需工場と研究枠が喉から手が出るほど欲しいんですよね。民需工場は欲しいけれども建ててる余裕なんてないのです。

 

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政治力が貯まったので、理論家にロタール・レンデュリックを雇い、陸軍経験値日毎+0.05と陸ドク研究+10%の効果を享受します。

質でも優れるドイツ軍と衝突するため、こちらも陸軍改革を行い軍質を向上させなければなりません。

 

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続いての研究は空ドクの続き(作戦整合性)、ゴム加工、そして先のNFの効果によって研究時間が短縮された陸ドクの続き(大規模作戦)です。

 

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そしてこんなイベントが

民主主義野党の結成 規制が緩和され、幾らかの反王党派宣伝を公然と行うことができるようになり、表現の自由が拡大された。組織化されたデモンストレーションとパンフレットはこれまでは、その多くが学術研究機関といくつかのオーストリア=ハンガリー帝国のより不幸な地域に限られていたが、この運動が徐々に広がりを見せていることは疑いようがない。中略 運動は弾圧されなければ自然に成長するだろう。」(クソ画質による誤読の可能性あり)

とのことで民主主義支持率+5.00%、安定度-5.00%です。

このようなリアリチーに関わるイベントがきちんと組まれてるとロールプレイが捗るのでありがたいですね。

 

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はいいつもの。

この時期に追加で共通軍12個師団の徴兵を開始。

 

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NF「五ヵ年計画」が完了し、続いてNF「ボスニア開発」を取得します。

ボスニアに鉄10を追加、建設スロット3追加、民需3追加、インフラ1改善という神NFです。

何より序盤での民需がこの上なくありがたい。

 

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政治力が貯まったので、戦争産業家イムレーディ・ベーラを政治顧問として雇います。

人気のある傀儡と産業指導者とで悩みに悩みましたが、軍需の建設速度+10.00%を優先してこの選択を取りました。

 

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NF「復讐主義」を取得します。戦争目標作成の国際緊張による制限が-50.0%され、戦争目標正当化時間が-40.0%されます。

 

一体何に復讐するんですか??ですって?

…いやあなんというかホラ、そのー…あのー、そう!あれですよ!国内の民族主義・分離主義を掲げる過激団体に対して、多岐にわたって非合法な支援をする隣国政府とか!

これなら「復讐」の理屈が通ると思うんだ、うんうん。

いや、万が一に備えてですよ。別にそんな隣国をこちらから攻撃したりする意図は毛頭御座いませんよ。いやだな〜。

 

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次の研究は掘削Ⅰ、計算機にします。

 

ここで師団編成を変更する経験値が貯まったので、大隊に歩兵6、砲兵2、重自走対空砲2を、中隊に工兵、偵察、支援砲兵を組み込んだ決戦師団の編成を作成しました。

装備備蓄と相談しつつ徐々にこの師団編成に乗り換えていきます。

 

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支援火器Ⅰ、改良型歩兵装備Ⅰを研究します。

背景にはなんの意味も御座いません。たまたま全陸空軍がカルパチア山脈で演習及び訓練をしてますが国境の内側ですからなんの問題もありませんよ。ええ。

 

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NF「復讐主義」が完了したので、NF「帝国の防衛」を取得します。陸ドク研究ボーナスを連続して研究に活かしたいからですね。

 

そろそろ1938年に近付いて来ましたので、この辺りで第二章を締めたいと思います。

 

世界の趨勢 1937年

ソビエト連邦にて大粛清

日中戦争勃発(中国優勢)

 

次章 1938年「騒擾」→ https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/21/211647

 

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そうして1937年も暮れようとしていた頃、保守派新聞各紙が一斉に一連の衝撃的なスクープを報じた。

ルーマニア国境 演習中の帝国軍に銃撃、3人死傷」

「現地民族主義体幹部拘束」

ルーマニア軍 武器横流しか」

「羅政府 「でっち上げだ」」

 

ユーゴスラビア国境 検問所襲撃8人死亡」

「実行犯 ユーゴに逃亡」

「ユーゴ政府 関与否定」

「外務省 犯人引き渡し要求」

 

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立て続けに発生した非常にセンセーショナルなこの事件は、帝国の世論を激昴させた。

「出来すぎた」この報道に、革新派の論陣は冷静な検証と対応を求めたが、それは賠償と報復を求める民衆の大合唱に掻き消されていった。

ことここに至って、世論の突き上げに耐えられなくなった外務省は両国に「期限が違う」最後通牒を突き付けた。

ルーマニアには185日、ユーゴスラビアには255日。この長すぎる最後通牒の猶予に加え、オーストリアらしからぬ関係省庁の連携の良さと動きの素早さ。「何者か」の意図を感じる人間が出てくるのにそう時間はかからなかった。

オットー・フォン・ハプスブルクは一連の事件に「全く」言及しなかったために、革新派は省庁より上、ハプスブルクより下に「何者か」が存在し、その何者かが糸を引いている可能性を指摘する論陣を張ったが、大勢は変えられず時局は「何者か」の思惑通りに進むことになる…

 

【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第一章「息吹」

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 このブログはHoi4のmod「Austro-Hungarian Empire」のAARです

 導入mod一覧

・Austro-Hungarian Empire

・Japanese Language mod

・Coloured Buttons

・Strategic View Adjustment

 

 環境

Forkv1.8.1

史実AI

一般兵

DLC全部盛り

(低スペノートPC)

 

 プレイ国家はもちろんオーストリア=ハンガリー帝国。今回は民主化プレイですので仮想敵はまず枢軸となります。一年ごとに章に区切って投稿していきます。

 

 第一章「芽吹き」

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1936年、オーストリア=ハンガリー帝国は存亡の機にある。拡張主義を顕にするファッショイタリアとナチドイツに南北を挟まれ、東では共産主義を掲げるソビエトの大熊が舌なめずりをしている。

帝国のアキレス腱であるバルカン半島では民族主義が跳梁し、帝国内においても緩やかにその機運が高まり始めている。

いついかなる時もこの国は諸民族の揺籃であり中欧の守護者でなくてはならない。この国が揺げばドナウの民草も揺らぐ。気高きドナウの自由と独立を守り、中欧に平穏をもたらすまでは歩みを止めてはならないのだ。

 

はい真面目な文章疲れた。えー方針としてはまず民主化NFまでまっすぐとっていき、対枢軸を主軸に考え軍備を整えていく感じです。

 

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初手のNFは安定の「アウスグライヒの見直し」です。政治力-0.50/dの効果を持つ国民精神「アウスグライヒ」を削除し政治力150を得ます。

 

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直後に軍制改革。ラントヴェーアとホンヴェードを解散し共通軍に編入します。(ハンガリーの反対やばそう)

 

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初期の研究は3点セットと重自走対空砲です。重自走対空砲は順次配備し、対独戦の暁には全師団がドイツの装甲師団を抑え込める&抜ける数値を出せるようにします。

 

建設は資源地帯にインフラを整備したのち軍需です。最初はスロヴァキア南部、続いてモラヴィアにしました。資源輸入や要塞建設で使うのでぽつぽつ民需も建てていきます。

 

スクショ撮り忘れたので曖昧ですが、生産ラインは歩兵装備10野砲5に支援装備3自動車1、戦闘機1CAS1といった具合に割り当てました。資源輸入の関係で空軍は軍需がもっと増えてから一気に増強した方がよかった気もしますが。

 

師団編成の改変に使うため、軽戦車師団以外の全師団に早いうちから訓練をさせておきます。

(このicでは訓練で消耗する備蓄の補填すらままならないので…)

 

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NF「アウスグライヒの見直し」が完了し、政治力150を得ました。

初手の政治顧問は安定の寡黙な勤勉家、ミラン・ホジャを雇います。

 

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次のNFは「軍国主義」を取ります。徴兵可能人口3.50%の効果を持つ同名の国家精神が付与され、陸軍経験値が+30されます。

え?民主化NFまでまっすぐいくんじゃなかったのかって?

…はい。私の凡ミスです。いつもやってるバルカン諸国平定ルートの方向に引っ張られてしまっただけです。ええ。

 

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続いて研究は機械式計算機と人口石油実験を。

連合入りするので石油とゴムはどうとでもなるはずですが、万が一、万が一英地中海艦隊が伊王立艦隊にやられて輸入出来なくなった時に詰む詰むなので、ゴムの自給を目指してちまちま建てていきます。

 

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続いて集中工業と支援火器Ⅰを研究。

この辺りから装備備蓄と相談しつつ徴兵を始めていきます。手始めに共通軍歩兵3師団、山岳師団2師団を徴兵します。

 

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NF「軍国主義」が完了したので、NF「防衛重視」を取得します。軍需工場や要塞などの建造速度にバフがかかるのがおいしいです。

 

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政治力が150貯まったので、経済法を部分動員に変更します。

 

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この辺りで、このMODに特有の要素である指揮語ディシジョンを取得し、まずはハンガリー語を指揮語に加えます。(ホンヴェード潰されて怒ってそうだし)

 

計画立案速度にデバフが掛かりますが、毎月の人的資源、日毎の指揮力上昇倍率、最大立案などに大きなバフが掛かります。

かつて共通軍の指揮語はドイツ語のみであるとして、フランツ・ヨーゼフ帝は頑として譲りませんでした。

ですが、序盤は守りに徹し、後半に一気に攻勢に出るという今回のプレイ方針に合わせて大規模作戦ドクトリンを選んでいるため、とても相性が良く、取得しない手はないと言っていいでしょう。

 

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続いての研究は、戦間期型野戦砲、無線、36年型軽戦車、そして空ドクは枢軸の強大な空軍を相手取って制空権を取ることを優先して作戦整合性を選びました。(もう少しicがあれば戦場支援なんですけどね…)

 

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NF「防衛重視」が完了したので、NF「国際協調主義」を取得します。

まあこれは次のNF「自由主義」を取るためだけですね。

そして追加で共通軍8個師団の徴兵を始めました。

 

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政治力が貯まったので、指揮語ディシジョンでハンガリー語に続いてチェコ語スロバキア語を指揮語に追加します。

チェコスロバキアの臣民の皆様方から「何マジャール人だけ依怙贔屓してんだゴラァ」との仰せがあったために仕方なく追加した訳ではありません。決して。ドナウは諸民族に遍く光をもたらすということです。はい。

 

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ファッショ共から防共協定のお誘いが。特に断る理由もないので参加します。

別にお前らの仲間になった訳じゃないからな!!アカ死すべしの原則を相互に確認しただけだからな!!

 

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NF「国際協調主義」が完了し、NF「自由主義」を取得します。

これで日毎の民主主義への支援+0.10を得て、一気に民主化に向けて加速していきます。

 

ついにこの帝国にも真の民主主義の息吹が芽生え始めました。

1937年に差し掛かって来ましたしキリの良い所なので第一章はここで終わりとします。

 

最初の一年なので説明が多く単調でしたが、次の年から色々動きがありますのでお楽しみに。

 

 世界の趨勢 1936年

・イタリアがエチオピアを併合

・スペイン内戦勃発(国粋優勢)

 

次章 1937年「暗雲」→ https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/14/212052