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【Hoi4】気高きドナウに泰平を【民主化プレイ】〜Austro-Hungarian Empire mod AAR〜 第四章「運命」

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このブログはHoi4のmod「Austro-Hungarian Empire」のAARです

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Forkv1.8.1

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前回からの続きです→第三章 https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2019/12/21/211647

 

第四章「動乱」

オーストリア=ハンガリー帝国改めドナウ連邦はバルカンでの戦争を終え、蘇仏という陸軍二大国の干渉をも跳ね除け、辛くも独立を守りきった。しかし、その代償として前述2カ国のどちらかが対独戦に突入した際の参戦義務を負うこととなった。

外交の場では大見得を切ってみせたが、軍の実情は惨憺たるものであり、イタリア一国だけを相手にしても守勢に回らざるを得ない程であった。

 

そして迎えた1939年、「20年の停戦」の終焉は目前に迫り欧州平和の命脈は尽きようとしていた…

 

 

ここから本編です。

まあ皆様お分かりでしょうが、今年は動乱の年ですのでスクショが多くなり間の文章は少し単調になります。

加えて、昨年までのクソ画質スクショでは問題があったので改善しました。大分マシになったと思います。

 

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NF「象徴君主制へ移行」が完了し、引き続きオットー・フォン・ハプスブルクが帝冠を保持することとなりました。

 

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そしてNF「ブダペストの開発」を取得し、民需と建築スロットをそれぞれ3得ます。


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ついにナチドイツの領土拡張が始まりました。

リトアニアは圧力に屈しメーメルを割譲。

次の矛先は容易に想像が付きますね。

対抗するため師団編成を決戦師団の編成(第一章参照)に変更。野戦砲の大きな不足が出ましたが全力で増産していきます。


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研究をいちいち紹介してたらあまりに冗長になるので今回はスクショだけ貼ることにします。はいこれ。


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安定度イベがイストリアに発生。直ぐにインフラ整備を始めます。対イタリアの前線となる地域でもあるのでちょうどいいですね。


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次のNFは「シュタイアーマルクの鉄鋼業」を取得します。低地オーストリアに鉄20が追加されます。これで輸入分が浮くので実質民需2を得たようなものです。ありがたい。


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ファッショイタリアも領土拡張を始めました。

圧力に屈したアルバニアはイタリアに併合され、敵対的な国境がバルカンに新たに現出しました。


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政治力が貯まったので航空機の設計社にマーヴァグ社を選定します。

航空技術研究速度+15%が目当てです。


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ハイ研究どーん。


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パナイ号事件が起きたので見に行ったら日本が日中戦争急に押し始めてました。

お前数ヶ月前まで蒙古国も熱河省も失陥しかけとったやないか!どうなってんねん!


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とか茶々入れてる間に国際情勢に大きな動きが。

イタリアがドイツとの同盟を締結しました。これでひとたび事が起これば我が国は三正面作戦を強いられることとなりました。


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モロトフ=リッベントロップ協定が結ばれました。

オーストリア=ハンガリー帝国時代に結ばれた、ソビエトの東欧勢力圏拡大を黙認する協定と同じものをドイツにも結ばせたとのことです。

 

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NF「航空基地の拡張」を取得し、低地オーストリアの航空基地2を得ます。

そんなNF取ってる暇あるんですかと言われればないんですが、それに続くNFで取得できる戦闘機とcasの研究ボーナスを利用して、40年型をできるだけ早く生産ラインに乗せたいという事情があるのでやむを得ないですね。


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研究。


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軍参謀にフランツ・ベーメを起用します。この歩兵師団による防衛+15.00%があるとないとでは全然変わってきます。


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ズデーテンラント東部にて安定度イベ発生。インフラ整備をします。


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ついにこの時がやって来ました。ポーランドがドイツのダンツィヒ割譲要求を拒否。


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そしてドイツはポーランドに宣戦布告。

これを受けて英仏が対独宣戦…するかと思われていましたが、日和った2大国は非難声明と蘭・白への独立保障の宣言という反応のみに留めました。


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NFは続けて「戦闘機の近代化」を取得します。


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電撃的侵攻からしばらくの後、ドイツがルクセンブルクに宣戦布告。


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直後ワルシャワが陥落し、ポーランドが降伏、併合されました。


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同じくルクセンブルクも併合されました。


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研究の続き。

 

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M=R協定が履行され、東ポーランドソ連が進駐したのと時期を同じくしてドイツがオランダに宣戦布告。


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フランスに独立保障されていたオランダは連合国に加盟。

ユーゴ、ポーランド2カ国を見捨てたフランスも重い腰を上げ対独宣戦に踏み切り、イギリスもそれに倣いました。


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奮戦むなしくオランダが降伏。


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続いてドイツがベルギーに宣戦布告。このままだといつも通りパリ燃え即降伏のビジョンしか見えませんが、今回何故かイタリアが参戦してないので持ち堪えてくれるかもしれません。


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国民精神「指揮系統の混乱」が失効しました。連邦内のあらゆる民族から構成される軍隊は、ようやくその体裁を整えられたようです。


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NFはそのまま続いて「軽爆撃機中心」を取得。


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ベルギーが降伏。さあここからが本番だぞなんとか耐えてくれ。


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陸軍長官にエードゥアルト・フォン・ベーム=エルモッリを登用。指揮統制率+8.0%は攻撃にも防御にも役立つので外せません。


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ドイツ軍によるアルデンヌ突破直後にイタリアが参戦しました。なんと間の悪い。


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フランスは電撃的にパリ目前まで迫られ、アルパイン線も突破されています。これはもう助からないですね…


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パリ陥落。フランスはそのまま降伏しました。


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フランス南部に傀儡ヴィシー政権が樹立されました。


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ドイツの勢いは留まる所を知らず、ヴェーザー演習作戦をも発動しました。

 

 

ドイツが暴れてただけの1年でしたが、年が開ける前に締めておきます。

 

世界の趨勢 1939年

日中戦争継続中(日本優勢)

・イタリア枢軸に加盟

・ドイツ、波・盧を併合 蘭・白・仏・丁を下す

 

次章 1940年「鳴動」→ https://vonr1830.hatenablog.com/entry/2020/01/17/222136

 

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オランダの連合加盟を引き金に対独戦に突入したフランスは、ドナウ連邦に対して墺洪帝国時代に結ばれた密約を根拠に対独参戦を求めた。

だが、アムステルダム陥落の報と共にパリに届けられたドナウの回答は「協定を守るため必ず参戦する。ただその時期は軍機につき返答できない。」であった。

仏政府はこれを協定への背信だとして猛烈に批判し、矢のような催促を行い続けた。

 

ウィーンはこれをのらりくらりと躱し続け、ブリュッセル陥落と同時期に仏政府に続けてもたらされた回答は「可及的速やかに参戦する。貴国に主の御加護があらんことを。」というものであった。

これは、ユーゴが墺に、ポーランドが独に宣戦された際に両国がフランスに送った参戦要請への仏政府の回答と一言一句違わぬものであった。

最初から謀られていたと気づいたド・ゴールら強硬派はこの仕打ちに激昴し、ドナウとの国交断絶まで唱え始めたがチャーチルに説得されなんとかその怒りの矛先を収めた。

 

フランス降伏後は全ての参戦要請を黙殺し続けていたドナウ連邦だが、いよいよ国家の命運が賭かった重大な決断を迫られることとなる。

 

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ヨーロッパの半分がファシストによって抑えられ窮地に追い込まれた大英帝国が、残りのヨーロッパ半分を占める民主主義国家と手を結ぶことを決めたのだ…